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阿部市太郎 (3代) : ミニ英和和英辞書
阿部市太郎 (3代)[あべ いちたろう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [し]
  1. (n-suf) city 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

阿部市太郎 (3代) : ウィキペディア日本語版
阿部市太郎 (3代)[あべ いちたろう]
阿部 市太郎(3代)(あべ いちたろう(さんだい)、天保11年(1840年) - 大正12年(1923年))は、明治維新期の近江商人実業家。日本の産業人材の育成に務めた。
== 生涯 ==
3代目阿部市太郎は、天保11年(1840年)に近江国神崎郡能登川村(現滋賀県東近江市能登川町)に生まれた。父である2代市太郎は本家に当たる阿部市郎兵衛家第5代当主の次子で、初代市太郎に継子なく養子となった。また、兄は本家の養子となり7代目市郎兵衛となり、弟は市三郎家に養子に入り2代目市三郎となった〔「近江商人列伝」 P225「紅屋 阿部市郎兵衛」の項(江南良三著 サンライズ印刷出版部 1989年)〕〔「滋賀大学経済学部附属史料館研究紀要 (26) 1993年3月」 P1「近江銀行設立前後-江州商人との関係について 伝田功」(滋賀大学経済学部)〕。
3代目家督相続後、明治4年(1871年)本家市郎兵衛家と共に大阪(現大阪市東区)に支店を出し、家業である麻布販売と共に持ち船を回漕して蜜柑北陸地方東北地方で売り、帰路北海道に立ち寄り物産を仕入れ大阪で販売した。兄市郎兵衛と同じく産業育成に務め、明治17年(1884年)滋賀県大津に近江麻糸紡織会社を創設し、明治21年(1888年)には金巾製織株式会社設立に兄と共に参加した。会社創業後は兄市郎兵衛が社長、市太郎は役員となった。明治31年(1898年)兄が社長を辞した後市太郎が明治37年(1904年)まで第2代社長となった。阿部一族の本業である繊維事業において、市太郎はよく兄を補佐した〔。
また、伊藤忠兵衛より、慶應義塾を卒業し近江銀行に勤務していた辻房次郎を紹介され、娘ゑみの婿養子とし、新たに分家を立てた。辻房次郎こと阿部房次郎は、後に金巾製織より発展した東洋紡の社長となり、我が国繊維産業のリーダーとなった。また、金巾製織では田附政次郎藤井善助等を起用し次世代の人材を育成した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「阿部市太郎 (3代)」の詳細全文を読む




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